本棚を整理していると奥の方が出てきたのがこのDVD。

『涙そうそう』

2006年の作品なので結構昔ですね。全くタイムリーじゃなくてすいません(笑)。
思うところがあって少し前に買ったのですが、すっかり存在を忘れていました。

「まあ、せっかくだから見るか?」と見始めると。。。
これが期待以上によかった。

兄と妹の温かくも切ない物語。エンディングはちょっと哀しすぎましたが。
自分の過去の様々なことを思い出しながらかなり感傷的になり、不覚にも最後はボロボロ泣いちゃいました(笑)。

とりわけ心にストレートに響いたのが、ラストに近いシーンでばあちゃんが言ったセリフ。

「人にはね、長い命と短い命がある。25年がきっとあの子の寿命だったんだ」

きっとばあちゃんは、こう言いたかったのでしょう。「あの子は精一杯生き切った。立派な生き様じゃないか」

ハッとして思わず自分にこの問いを投げかけました。

 

「自分は本当に人生を生き切っているか?」

 

正直まだまだですね。
そんな感動と気づきをくれる映画でありました。