マサイ族のリーダーである、Emmanuel Mankuraさんから話を聞くことができた。
来日したのは、Emannuel Mankuraさんという、マサイの若きリーダー。
話を聞いてみると、今マサイ族は大変な状況に置かれているらしい。
15,000年の伝統・文化を後世に残しつつ、現代社会にもある程度適応していかないといけない。維持と変革の微妙なバランスを取るという、難しいかじ取りを彼は任されているわけです。
話を聞けば聞くほど、逆風状態にさらされている。
古き悪しき伝統(女性を所有物にする、等)を守ろうとうする抵抗は生半可でないレベル。若者は部族を出て行こうとし、他部族との融和も一筋縄ではいかない。
そんなプレッシャーをはねのけながら、変革を推し進める姿を垣間見ることができ、戦う男の覚悟力、そしてそのかっこよさに心打たれました。
彼こそ、武器を使わない戦士だなと。
私自身、経営者・リーダーとして「自分はあれだけの決死の覚悟力を持って会社のかじ取りができているのだろうか?」と自問自答されてくれるまたとない良い機会でした。